クルトガダイブの限定色を調べていると、どこか話が噛み合わないと感じませんか。あるページには全部で7色と書いてあり、別のページでは今の色は4色だと言う。しかも三菱鉛筆の公式サイトを見にいくと、いま売られている色はどれも限定色ではなく継続品と書かれている。ここ、けっこう混乱するところですよね。
先に結論からお伝えします。クルトガダイブの色は、いま買える継続品の4色と、すでに終売した過去の限定色3色に分かれています。三菱鉛筆は現行の4色を限定色ではなく継続品と呼んでいて、この呼び方のズレが混乱の正体なんですよ。つまり、限定色というキーワードで探している人が本当に見たがっている色は、その多くがもう新品では買えない色だったりします。
やっかいなのは、この2つが同じ検索結果の中に混ざって出てくることです。買える色の在庫情報と、買えない色の二次流通価格が並んでいれば、何を見ているのか分からなくなって当然かなと思います。色の数え方も、限定色まで含めれば7色、今の展開だけなら4色と、どちらの数え方も間違いではないので余計にややこしいんですよね。
この記事では、クルトガダイブの色を今買える色ともう買えない色に分けて、全色を一覧で並べ直します。新色として話題になったオーロラパープルの偏光塗装、色ごとの定価、そしてクルトガダイブの黒や白を探してたどり着いた人が知っておくべき事実まで、公式で確認できる範囲を軸に整理していきますね。読み終わるころには、自分が欲しい色が今どちらの側にあるのか、そして待つべきか買うべきかの判断がつくようになっているはずです。
- 今買える継続品4色と終売した限定色3色の全色一覧
- 限定色が継続品に切り替わった公式の経緯
- 終売色の二次流通価格と定価との差の実際
- 黒や白で探してたどり着いた人が確認すべきこと
クルトガダイブの限定色と継続品の違い
まずは、いま何色が存在しているのかを整理します。ここで大事なのは、限定色という言葉を一度カッコに入れて考えることです。三菱鉛筆が公式に使っている言葉は継続品であって、限定という表現は過去の販売形態を指しています。この違いが分かると、色数の食い違いはほとんど解消しますよ。クルトガというシリーズ全体の中でダイブがどんな位置づけなのかは、クルトガの歴史を徹底解説!発売年から最新モデルの進化までで年表としてまとめていますので、あわせて読むと流れがつかみやすいと思います。
この章の見方
今買える色を先に確定させてから、過去の色を見にいくのがおすすめです。継続品4色は定期生産、過去の限定色3色は新品では手に入らないという前提で読み進めてください。
今買える継続品4色の全色一覧
現在、クルトガダイブとして定期的に生産されているのはアビスブルー、デンスグリーン、トワイライトオレンジ、オーロラパープルの4色です。三菱鉛筆の公式サイトで確認できる色名・注文コード・JANコードを、そのまま並べておきます。色名と注文コード、発売日は公式Q&A(出典:三菱鉛筆お客様相談室Q&A「クルトガダイブの継続品を知りたい」)、JANコードは公式製品ページの記載です。
| 色名 | 注文コード | JANコード | 発売時期 |
|---|---|---|---|
| アビスブルー | M550001PA.33 | 4902778301470 | 2023年3月 |
| デンスグリーン | M550001PD.6 | 4902778301487 | 2023年3月 |
| トワイライトオレンジ | M550001PT.4 | 4902778301494 | 2023年3月 |
| オーロラパープル | M550001PA.11 | 4902778309537 | 2023年11月 |
この表、ただ眺めるだけではもったいないので使い方をひとつ。通販サイトで色を指定して買うときは、商品名よりもJANコードで検索するほうが確実です。出品によっては色名の表記が揺れていたり、写真だけ載せて色名を書いていなかったりしますが、13桁のJANは色ごとに固有なので取り違えようがないんですよ。注文コード(M550001PA.33など)は色ごとに商品を特定できる番号で、文具店に問い合わせるときの手がかりにもなります。
なお、発売時期を月単位で丸めているのには理由があります。同じ三菱鉛筆の公式資料どうしで、発売日の表記が食い違っているんですよ。最初の3色は公式Q&Aが2023年3月2日、プレスリリース本文が3月3日。オーロラパープルは公式Q&Aが2023年11月21日、プレスリリースは11月24日(金)発売と書いています。どちらが誤りというより、社内の登録日と店頭発売日のように資料の性質が違うのだと思います。片方だけを正解として書くと外す可能性がありますので、この記事では月までにとどめました。
4色に共通する仕様
製品としての品名はどの色もM5-5000 1Pで共通、芯径は0.5mmのみです。方式はキャップ式で、色によって機構やスペックが変わることはありません。クルトガエンジンによる芯の自動繰り出しも、筆圧や芯の硬度に合わせて繰り出し量を5段階で調整できる仕組みも全色同じですよ。ノックせずに書き続けられるのがこの製品の中心的な機能で、そこは色選びとまったく関係のない話です。色は完全に見た目の選択肢であって、書き味の違いではないという点は先に押さえておくと迷いません。
サイズや重量については、三菱鉛筆の公式製品ページに寸法・重量の記載が見当たりませんでした。文具レビューサイトの実測値では全長147〜148mm、質量は約19g前後、材質はABS樹脂に塗装、という数値が挙がっていますが、軸径はグリップ部の測り方の違いなのか13.7mm前後とする記事と最大16mmとする記事があり、出典によって幅があります。ですので、ここでは目安として捉えてください。
ここで注意したいのが、継続品イコールいつでも在庫があるという意味ではないことです。定期的に作られてはいるものの、店頭では入荷してすぐ売り切れる状態が続いていて、店舗ごとの抽選販売という形をとることも珍しくありません。しかも在庫は色ごとに割れます。アビスブルーだけ残っている、逆にデンスグリーンだけ品切れ、といったことが普通に起きるんですね。あくまで2026年8月時点の状況ですし、在庫は日々動きますので、確実な情報は三菱鉛筆の公式サイトや販売店の告知でご確認ください。
欲しい色が決まっているなら、在庫があるうちに商品ページで状況を見ておくと安心です。

限定色から継続品化した経緯とは
なぜ限定色という言葉と継続品という言葉が混在しているのか。その答えは、三菱鉛筆自身が2022年12月に出したプレスリリースにはっきり書かれています。クルトガダイブは過去に2度、数量限定品として発売されていたのです。そのうえで、多くの要望を受けたため継続品として発売することが決まった、という趣旨の説明がなされています。ここが、この記事全体の土台になる公式の事実です。
つまり時系列としては、2022年に数量限定品として2回登場し、2023年から継続品に切り替わった、という流れになります。限定色という呼び名が今も検索され続けているのは、この2022年時点の情報がネット上に残り続けているからなんですね。当時の記事や投稿を読んだ人が、今も限定色を探して検索している、という構図です。ネットの情報は発売当時の熱量そのままで残りますから、3年以上たっても検索の入口として機能し続けているわけです。
覚えておきたい言葉の対応
限定色=2022年に数量限定で売られた3色(現在は終売)
継続品=2023年以降に定期生産されている4色(現在も販売中)
ややこしさに拍車をかけているのが、継続品化したあとも入手しづらい状態が続いていることです。定期生産のはずなのに店頭では品薄で、抽選販売まで行われている。この光景だけを見ると、今の4色も限定品なのだと受け取ってしまうのは自然なことだと思います。限定かどうかは販売形態の話で、買いやすいかどうかは供給量の話——この2つを分けて考えると、情報の食い違いにも振り回されなくなりますよ。
ですので、限定色で検索してたどり着いた人がまず確認すべきなのは、自分が欲しい色が2022年の3色なのか、2023年以降の4色なのか、という点です。ここを分けずに探すと、買えない色の情報と買える色の情報が混ざったまま時間だけが過ぎてしまいます。私の考えとしては、まず色名を特定して、それがどちらの側の色かを見分けるのを最初の一手にするのがいいかなと思います。色名さえ分かれば、この記事の2つの表のどちらに載っているかで一発で判別できます。
オーロラパープルだけの偏光塗装
継続品4色の中で、1色だけ扱いが違う色があります。2023年11月24日に登場したオーロラパープルです。三菱鉛筆の発表によれば、これはクルトガダイブのシリーズで初めて偏光塗装を採用した色で、見る角度によって鮮やかな表情から深みのある色味まで見え方が変化する、と説明されています。
ほかの3色が単色の塗装であるのに対して、この色だけが特殊な塗装を持っているわけです。色の名前としても、アビスブルー(深海)、デンスグリーン(濃い緑)、トワイライトオレンジ(夕暮れ)と自然の情景から取られた3色に対して、オーロラだけが光そのものを指しているのが面白いところですね。塗装の仕様に名前が引っぱられているのが分かります。
この塗装ならではの見え方が気になる方は、商品ページの写真もあわせてチェックしてみてください。
新色という言葉で検索して出てくるのも、現時点ではこのオーロラパープルであることがほとんどですね。2023年11月以降、クルトガダイブの新色発表は公式に確認できていませんので、いま新色といえばこの色を指すと考えて差し支えないと思います。判断の根拠は単純で、三菱鉛筆の公式プレスルームにダイブの新色リリースが2023年11月より後に出ていないためです。
ネット上には2025年に新色が追加されたという趣旨の情報が出回ることがありますが、三菱鉛筆のプレスルームを確認する限り、2023年11月以降にクルトガダイブの新色リリースは出ていません。2025年以降に見かける入荷や抽選の告知は、既存の継続品4色の再入荷を指しているものです。色名が出てきたときは、公式の製品ページに載っているかどうかで判断するのが安全ですよ。
実際、AIの要約や個人の投稿では、公式に存在しない色名が新色として挙がっているのを見かけたことがあります。私が調べた範囲では、そうした色名は各店舗の告知にもプレスルームにも見当たりませんでした。色名を見かけたら、まず公式の製品ページに載っているかを確認する。この一手間で、存在しない色を探して回る時間はまるごと省けます。
なお、私はこの色の実機を所有していないので、実物の質感や光の当たり方でどう見えるかについては断定を避けます。偏光塗装という仕組み上、写真と肉眼では印象が変わる可能性が高い部類の色です。撮影の照明でも見え方は変わりますから、通販サイトの写真を1枚見て判断するのはやや危ういかなと思います。色味を重視して選ぶのであれば、店頭で現物を見られる機会があるならそれがいちばん確実だと思います。

定価は色を問わず5500円
クルトガダイブの参考価格は5,500円(税抜5,000円)で、これは全色共通です。オーロラパープルの偏光塗装だけ高い、といったことはありません。色ごとに値段が変わらないというのは、実は後の話につながる重要な前提になります。定価が同じなのに市場価格に大きな差が出ているとしたら、その差は色の希少性そのものが作っているということだからです。
シャープペンシルとして5,500円という価格は、一般的な文房具の感覚ではかなり高い部類に入りますよね。100円台の製品が当たり前に並んでいる売り場で、その50倍の値札が付いているわけですから、身構えてしまうのも当然かなと思います。この価格に何が入っているのか、メタルなど他のクルトガとどう違うのかについては、クルトガ最高級モデルダイブの全貌!価格やメタルとの違いを解説で製品そのものを掘り下げていますので、色より先に買うかどうかで迷っている方はそちらから読むと順序がいいと思います。
色ではなく素材や質感の違いで比較したい方には、木軸を採用したクルトガウッドという選択肢もあります。ダイブとの違いはクルトガウッドの評価と本音!S20やメタルとの比較でわかる魅力で紹介していますので、素材から選びたい方はあわせてご覧ください。
価格の3つの層を分けて見る
・定価(参考価格)=5,500円。全色共通で、ここが基準
・実勢価格=販売店やECの表示価格。品薄時は定価より上振れすることがある
・二次流通価格=個人間取引の掲載価格。終売色はここが跳ね上がる
この3つを混ぜて見てしまうと、クルトガダイブは1万円の製品だという誤解が生まれます。実際に見かける高い金額の多くは3つめの層の話で、定価が上がったわけではないんですよ。継続品の4色については、タイミングさえ合えば5,500円で買えるのが本来の姿です。今いくらで買えるかではなく、基準の5,500円からどれだけ離れているかで判断すると、値付けの妥当性が測れるようになります。
ここに書いている価格はあくまで参考価格であり、実際の販売価格は店舗や時期によって変わります。正確な情報は三菱鉛筆の公式サイトや各販売店の表示をご確認ください。

クルトガダイブの限定色が買えない時の対処法
ここからは、もう新品では買えない側の色を扱います。欲しい色が終売色だった場合に、何を判断材料にすればいいのか。価格の実際と、黒や白といった存在しない色を探してしまっているケース、そして次を待つという選択肢まで順番に見ていきますね。
終売した限定色3色グランブルーなど
2022年に数量限定で発売された色は、グランブルー、ムーンナイトブルー、カスケードブルーの3色です。第1弾が2022年2月16日のグランブルー、第2弾が2022年11月4日のムーンナイトブルーとカスケードブルーという並びで、この日付は三菱鉛筆の公式Q&Aに載っているものです。カスケードブルーはカスケイドブルーと表記しているサイトもあるので、検索するときは両方の綴りで探すと見つかりやすいですよ。表記が揺れているせいで、片方の綴りだけでは出品が半分しか出てこない、ということが起こります。
| 世代 | 色名 | 注文コード | 発売日 | 現在の状況 |
|---|---|---|---|---|
| 第1弾 | グランブルー | M550001P.GB | 2022年2月16日 | 生産終了 |
| 第2弾 | ムーンナイトブルー | M550001P.MNB | 2022年11月4日 | 生産終了 |
| 第2弾 | カスケードブルー | M550001P.CCB | 2022年11月4日 | 生産終了 |
3色とも名前に青系の言葉が入っているのが分かりますよね。継続品になってから緑やオレンジ、紫と展開が広がったので、限定色の時代は青系で統一されていた、という見方はできます。ただしこれは色名から言えることであって、実際の色味の話ではありません。私は実機を持っていないため、それぞれがどんな青なのかは断定しないでおきます。
この3色の色名・注文コード・発売日は、推測でも他サイトからの孫引きでもありません。三菱鉛筆の公式Q&Aが、継続品4色とは別枠で「限定品(生産終了品)」として3色を明記しています。限定色を探している人にとってこれは大事な意味を持っていて、この3色は公式が生産終了と認めている色だということなんですよ。入荷を待つ、店舗に取り寄せを頼むといった手段は、この3色に関しては選択肢から外れます。
ただし、公式が出していない数字もあります。世界5000本という販売本数を挙げている記事がありますが、三菱鉛筆の発表文としては確認できませんでしたので、この記事では本数を断定しない形にとどめます。2022年当時に限定発売があったこと自体は、継続品化を知らせる2022年12月22日のプレスリリースに「過去に2度数量限定品として発売しておりました」と書かれていますから、2回あったという事実のほうは公式で裏が取れています。
いっぽうで、終売色にはJANコードの記載がありません。公式Q&Aに載っているのは注文コードまでで、13桁のJANが公式サイトに出ているのは現行の継続品4色ぶんだけなんですね。つまり前の章で紹介した「JANで照合して買う」という方法は、終売色には使えません。フリマや通販で終売色を探すときは、上の表の注文コード(M550001P.GBなど)と色名の綴りを手がかりにすることになります。この照合のしにくさが、二次流通で色を取り違えやすい理由のひとつです。

定価との価格差で見るレアさ
どの色がレアなのか。販売数のランキングは公表されていないので、代わりに市場価格を見るのがいちばん実態に近いと思います。2026年8月27日時点で確認した二次流通の掲載価格は、おおよそ次のような水準でした。
| 色 | 区分 | 掲載価格の目安(2026年8月27日時点) |
|---|---|---|
| オーロラパープル | 継続品 | 5,000円台(ほぼ定価) |
| カスケードブルー | 終売 | 8,000円台〜25,000円 |
| ムーンナイトブルー | 終売 | 14,000円〜17,000円台 |
定価5,500円に対して、終売色はおよそ1.5倍から4.5倍の値がついています。継続品はほぼ定価なのに、終売色だけが跳ね上がっている。この断絶が、今買える色ともう買えない色を分けて考えるべき理由そのものなんですよ。数字で見ると一目瞭然ですよね。
もうひとつ読み取れるのは、価格の幅の広さです。カスケードブルーは8,000円台から25,000円まで、3倍近い開きがありました。同じ色でこれだけ差が出るのは、新品未使用か使用済みか、外箱や説明書が揃っているか、といった状態の違いが値段に乗っているからだと考えられます。相場という一点の数字は存在せず、状態ごとに別の値段が並んでいると捉えるのが実態に近いと思います。
ここに挙げた価格は特定の時点で見えた掲載価格であって、相場そのものを保証するものではありません。しかも掲載価格は「売り手が付けた希望額」であり、実際に売れた金額とは別物です。個人間の取引では商品の状態や真贋の確認が難しく、金額も日々変動します。あくまで色ごとの人気の差を測る目安として見てください。
私の考えとしては、定価の2倍を超えてくる価格帯は、機能ではなく色そのものに払う金額だと割り切れるかどうかが分かれ目かなと思います。書き味は全色同じですから、5,500円で買える継続品と同じ性能のものに、その差額を出す価値を感じるかどうか。1万1,000円を超えるなら、継続品を2本買える計算になりますしね。あくまで目安であって、コレクションとしての価値の感じ方は人それぞれですけどね。

クルトガダイブ黒や白で検索した人へ
クルトガダイブの黒、クルトガダイブの白というキーワードで探してこの記事にたどり着いた方に、先にお伝えしておくことがあります。クルトガダイブに、黒や白の軸色は存在しません。公式の製品ページとプレスリリースを確認する限り、現行の継続品4色にも過去の限定色3色にも、ブラックやホワイトという色は含まれていないんですよ。ここまでに出てきた7つの色名を見返してもらえば、確かに黒も白も無いことが確認できると思います。
では、なぜこの検索が発生するのか。考えられる理由は2つあります。ひとつは、ダイブではない通常のクルトガやクルトガアドバンスと混同しているケースです。これらのモデルには黒や白の軸色がちゃんと存在しますので、探していたのがそちらだった、という可能性は高いと思います。クルトガという名前は共通ですし、売り場でも近い場所に並んでいますからね。もうひとつは、パッケージの色と軸の色を取り違えているケースですね。
黒っぽいダイブを探しているなら
継続品のアビスブルーは深い青系の色で、写真の写り方によっては黒に近い印象に見えることがあります。ただし実機を手にしていないため、実物がどう見えるかは断定できません。現物か、複数の販売店の写真を見比べて判断するのが安全です。
写真で色を判断するときのコツをひとつ挙げるなら、1つの販売ページの写真だけで決めないことです。同じ製品でも、撮影の照明や背景で明るさはかなり変わります。複数の店の商品写真を並べて、どれでも共通して見える色味を採用する。この見方なら、極端に暗く写った1枚に引っぱられずに済みます。
もし本当に黒や白のクルトガが欲しいのであれば、ダイブにこだわらず通常モデルやアドバンスを見にいくほうが早いです。価格帯も大きく違いますし、色の選択肢はそちらのほうが圧倒的に広いですからね。5,500円という金額を色のために払うのか、それとも軸の色を優先して別のモデルを選ぶのか。ここは目的をはっきりさせると、迷う時間がぐっと短くなると思います。

色で選ぶ本体の購入先
買うと決めたときの話をします。クルトガダイブは色ごとに在庫の動き方がまったく違うので、この色が欲しいと決まっているなら、色名で検索して在庫を確認するのが基本になります。同じ製品でも、アビスブルーは在庫があるのにデンスグリーンは品切れ、ということが普通に起きるんですよ。製品名だけで検索して品切れだと判断してしまうと、実は欲しかった色は在庫があった、という取りこぼしが起こります。
購入先としては、大きく分けて3つの経路があります。ひとつめは文具店や量販店の店頭で、入荷のタイミングをつかめれば定価で買えます。現物を見て色を選べるのもここだけの利点ですね。ふたつめは通販サイトで、こちらは色を指定して探せるのが強みですが、品薄の色は定価より高い出品が混ざります。3つめが店舗ごとの抽選販売で、定価で買える代わりに応募と当選が必要になります。
| 経路 | 価格の傾向 | 色の選びやすさ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 店頭 | 定価 | 入荷分のみ | 現物を見て決めたい |
| 通販 | 定価〜上振れ | 色を指定して探せる | 色が決まっている |
| 店舗の抽選 | 定価 | 対象色が指定される | 定価にこだわりたい |
色によって扱っている店舗や在庫状況が違うので、通販サイトで欲しい色を検索してみるのが確認の近道です。
Amazon|クルトガダイブを見る買うときのチェックポイント
・色名と注文コード(M550001PA.33など)が一致しているか
・JANコードが表示されていれば、それが欲しい色のものか
・価格が定価5,500円から大きく離れていないか
・新品なのか中古なのか、出品の区分が明記されているか
定価から大きく離れた価格が出ているときは、慌てて買わずに一度立ち止まるのがおすすめです。継続品の4色については、待っていれば定価で買える機会がまた来ます。今すぐ手に入れたい気持ちと、定価との差額を天秤にかけるところが、この製品を買うときの一番の分かれ道かなと思います。急ぎでないなら、次の入荷を待つほうが金額的には確実に得ですね。

次の新色や再販を待つには
終売した3色そのものが再販されるという公式発表は、現時点では確認できていません。ですので、グランブルーやムーンナイトブルーをどうしても新品でという条件だと、待っていても手に入る見込みは薄いのが正直なところです。一方で、継続品4色の入荷や、将来的な新色の追加を待つという選択肢は十分に現実的だと思います。実際、2022年の限定色が継続品として展開し直された前例がありますからね。
厄介なのは、三菱鉛筆から次回入荷日の事前告知が出ることは基本的にない、という点です。実際に動いているのは店舗単位の入荷と抽選で、告知も各店舗から出ます。つまり待つなら、メーカーではなく販売店を見張るのが正解ということになりますね。メーカーの公式サイトを毎日見ていても、入荷の情報はそこには出てこないわけです。
待つときに見ておく場所
・よく行く文具店や量販店のSNSアカウント(抽選告知はここから出ることが多い)
・三菱鉛筆の公式プレスルーム(新色が出るならここが最初)
・公式の製品ページ(掲載色が増えていれば新色が追加された証拠になる)
店舗の抽選は、対象の色と本数まで指定されて実施されることがあります。過去には特定の3色について、それぞれ数本から20本程度という規模で応募を受け付けた文具店の例もありました。つまり応募すれば買えるという規模ではなく、当たれば定価で買える権利、という性格のものです。応募は無料でできることがほとんどなので、見つけたら片っ端から出しておくくらいの構えでちょうどいいかなと思います。
抽選販売の実際の流れや、数量限定という言葉がどこまで正しいのかについては、クルトガダイブは実は数量限定じゃない?抽選・入手方法を解説で入手ルートを掘り下げていますので、待つ側に回ると決めた方はそちらを読んでおくと動きやすいと思います。

まとめ:クルトガダイブの限定色の選び方
最後に、この記事の要点をまとめます。クルトガダイブの色は、いま買える継続品4色と、すでに終売した過去の限定色3色に分かれていて、三菱鉛筆自身は現行の4色を限定ではなく継続品と呼んでいます。限定色というキーワードで探している人の多くは、実は新品では買えない側の色を探しているんですね。色数の食い違いも、この2つの区分を知ってしまえば全部説明がつきます。
この記事の結論
・今買える色=アビスブルー/デンスグリーン/トワイライトオレンジ/オーロラパープル(全色5,500円)
・もう買えない色=グランブルー/ムーンナイトブルー/カスケードブルー(二次流通で定価の2〜7倍)
・黒と白の軸色はダイブに存在しない(探すなら通常のクルトガかアドバンス)
私の考えとしては、色選びの基準はまず自分の欲しい色が今買える4色の中にあるかどうかを確認することから始めるのがいいかなと思います。4色の中にあるなら、定価で買える機会を待てばいい。無いのであれば、高い金額を出して過去の色を追いかけるより、次の入荷や新色を待つほうが判断としては健全だと思います。書き味は全色同じですから、色にいくら払うかという話に集約されるわけですね。あくまで私なりの目安であって、コレクションとしての価値をどう見るかは人によって変わります。
もし今日から動くなら、やることは3つです。欲しい色の名前をこの記事の2つの表で照合して、どちらの側かを確定させる。継続品側だったなら、JANコードを控えて通販の在庫と近所の文具店のSNSを見る。終売側だったなら、二次流通の金額を見て、それが色に払える額かどうかを一度落ち着いて考える。ここまでやれば、少なくとも情報に振り回される時間は無くなるはずですよ。
なお、この記事に書いた価格・在庫・販売状況は2026年8月27日時点で確認できた内容であり、いずれも変動します。購入や応募の前には、必ず三菱鉛筆の公式サイトや各販売店の最新情報をご確認ください。判断に迷う点や製品仕様の細かい確認が必要な場合は、三菱鉛筆のお客様相談室や文具専門店のスタッフといった専門の窓口に相談するのが確実です。最終的な購入の判断はご自身の責任でお願いしますね。
