こんにちは、文房具、これどうよ? 運営者の机上のケントです。
ほぼ日手帳を買ったら、次に迷うのがペンですよね。薄い紙に書いて裏に写らないか、インクが乾かずに向かいのページに付かないか、手持ちのボールペンで大丈夫なのか。ここ、けっこう気になりますよね。
この記事では、ほぼ日手帳のペンのおすすめを、紙との相性という視点から整理していきます。裏抜けしないペンや裏写りが気になるときの対処、乾きにくいインクの避け方、方眼に合うボールペンの太さ、そしてほぼ日のおまけのボールペンの正体や替え芯、歴代の特典ペンとの関係まで、ひととおり扱います。トモエリバーと相性のいいペンを探している方にも役立つ内容です。
私の結論を先に言うと、ほぼ日手帳のペンは0.3〜0.4mmの細字で、インクが少なく速く乾くものを選べば失敗しにくいです。紙は2024年版から裏抜けしにくく改良されていますが、薄い紙であることは変わりません。迷ったら、おまけと同じジェットストリームから始めて、細く書きたければ替え芯で0.38mmにする。これがいちばん手堅い選び方かなと思います。
- ほぼ日手帳の紙の特徴と2024年版からの変更点
- 方眼3.7mmに合うペンの太さとインク別の相性
- おまけのボールペンの替え芯と単体での買い方
- 目的別に選べるおすすめのペン5本
まず1本だけ決めたい方は、おまけと同じ3色ジェットストリームを基準にすると比べやすいですよ。
ほぼ日手帳のペンは細字とインクの量で選ぶ
最初の章では、ペンを選ぶ前に知っておきたい紙の性質と、失敗しにくい選び方の基準を整理します。ほぼ日手帳の紙がどんな紙なのか、2024年版で何が変わったのか、方眼に合う太さは何mmか、インクの種類でどう違うのか。この順に見ていけば、自分の手持ちのペンが使えるかどうかも判断しやすくなりますよ。
ほぼ日手帳の紙はトモエリバーで薄い
ほぼ日手帳の本体には、トモエリバーという手帳専用紙が使われています。2027年版のオリジナルの商品ページでも、紙質は「薄くて軽く、なめらかな書き心地のトモエリバー(手帳専用紙)」と説明されています。A6サイズのオリジナルは総ページ数464ページで、厚さは15mm、重さは約195g。1年分の1日1ページに加えて、月間カレンダーや年間インデックス、巻末のおまけページまで入って、文庫本と同じくらいの厚みに収まっているわけです。これだけのページ数をこのサイズに収められるのは、紙がとても薄いからですね。
薄い紙は持ち歩きやすく、糸かがり製本と組み合わさって180度パタンと開くので書きやすい、というのがほぼ日手帳の大きな魅力です。その反面、ペンとの相性が出やすい面もあります。公式の商品ページとヘルプページには、ペンやインクの種類・量、使用環境によってはにじみや裏うつりが出たり、乾きにくいことがあるという注意書きがあり、あらかじめ目立たない場所で試し書きすることや、下敷き・吸い取り紙を使うことをすすめています(出典:ほぼ日手帳 公式『手帳本体オリジナル(2027)』)。
ここで大事なのは、公式が「インクの種類」だけでなくインクの量を挙げている点です。同じボールペンでも、太い芯ほど紙に乗るインクは多くなります。同じ芯でも、ぐるぐる塗りつぶしたり、ゆっくり書いて線が太ったりすれば、そのぶんインクは増えますよね。私の考えとしては、ほぼ日手帳のペン選びは「どのブランドか」より先に「どれだけインクが出るか」で考えるのがいいかなと思います。
この章の基準
・紙は薄いトモエリバー。公式もにじみ・裏うつり・乾きにくさに注意を呼びかけている
・原因になるのは「インクの種類」と「インクの量」
・インク量を抑えるいちばん簡単な方法は、細字を選ぶこと

紙は2024年版から裏抜けしにくく乾きやすい
ほぼ日手帳の紙は、2024年版から「トモエリバーS」という新しい用紙に変わりました(weeksは4月はじまり版から)。見た目はほとんど変わらないまま、中身が改良されています。ほぼ日の公式サイトで紹介されている変更点は次の4つです(出典:ほぼ日手帳マガジン『トモエリバーSで手帳チームが試した!選んだ!わたしのおすすめペン』)。
| 変わった点 | 公式の説明 | ペン選びへの影響 |
|---|---|---|
| 裏抜け | より裏抜けがしにくくなった | 以前より使えるペンの幅が広がった |
| 乾き | インクの乾きが早くなった | 書いてすぐ閉じても写りにくい |
| 重さ | 本体が平均約5%軽くなった(オリジナルで比較) | ペン選びへの直接の影響はなし |
| 表面 | 繊維を整えて表面がよりスッキリした | 書き心地がなめらかに感じやすい |
乾きの早さについては、万年筆で書いて10秒後に指でこすった比較写真も公開されていて、公式が意図して改良した点だと分かります。裏抜けについても、ジェットストリーム、カヴェコ(万年筆)、筆タッチサインペンで書いた比較が紹介されていました。
ここで気をつけたいのが、ネットで見かけるほぼ日手帳とペンの相性の検証記事です。2015年や2017年ごろに書かれた、紙が変わる前の記事もまだ上位に出てきます。当時「裏移りした」と評価されたペンが、今の紙でも同じ結果になるとは限りません。反対に、当時「問題なし」だったペンが、今も必ず大丈夫という保証もありません。読むときは公開年を確認しておくと安心です。
豆知識
2027年版の商品ページでは、紙は「トモエリバー(手帳用)」と表記されています。2024年版からの改良をやめたという告知は見当たらないので、本記事では2024年版以降の改良後の紙を前提に書いています。
ただし、改良されたとはいえ、公式の注意書きは今も残っています。裏抜けしにくくなったのは確かですが、薄い紙であることは変わらないので、インク量の多いペンでは裏に響くこともある、と考えておくのが現実的です。
方眼3.7mmに合うボールペンは0.3〜0.4mm
ほぼ日手帳のオリジナルとカズンは、3.7mm方眼をベースにしたレイアウトです(月間カレンダーのページのみ3.45mm)。一般的な大学ノートの罫線(B罫)よりかなり細かいマス目ですね。このマス目のおかげで、文章も図も表もきれいにそろえて書けるのですが、そのぶんボールペンの太さ選びが書きやすさに直結します。
私の考えとしては、方眼1マスに1文字を収めたいなら、0.3〜0.4mmあたりを目安にするのがいいかなと思います。0.5mmでも書けますが、画数の多い漢字はマスの中で線が詰まりやすくなります。2マスで1文字くらいのゆったりした書き方なら、0.5mmでも十分です。ほぼ日の手帳チームのスタッフも、ペン先は0.38〜0.4mmの細めが好み、方眼のマス目に合わせて小さな文字を書くなら0.4mmのゲルインク、3.7mm方眼に細かい字を書くなら0.28mmのシグノ、といった紹介をしています。
| 太さ | 方眼3.7mmでの書きやすさの目安 | 向いている書き方 |
|---|---|---|
| 0.28mm | 1マス1文字でも余裕がある | 小さな文字、細かいイラスト |
| 0.3〜0.4mm | 1マス1文字がちょうど収まりやすい | 日記、予定、ToDo全般 |
| 0.5mm | 画数の多い字はやや詰まる | 2マス1文字、見出し |
| 0.7mm以上 | マスに収めるのは難しい | タイトル、強調したい一言 |
参考までに、私が手元に持っている3本(サラサR 0.4、サラサクリップ0.5、ジェットストリーム0.5)で、同じ紙に縦線を1本ずつ引いて並べてみました。紙はほぼ日手帳ではなく一般的な無地の紙なので、裏抜けの参考にはなりませんが、太さの違いは見てもらえると思います。右端の0.4がいちばん細く、同じ0.5でもゲルインクのサラサクリップのほうが、油性のジェットストリームより少し太めに見えますね。

細字にはもう1つ利点があって、線が細いほど紙に乗るインクの量が少なくなります。つまり、細字を選ぶことは書きやすさと裏抜け対策の両方につながるわけです。一方で、0.28mmのような極細は、筆圧が強い方だと紙に引っかかる感じが出ることもあります。太さの感じ方には個人差があるので、あくまで目安として参考にしてください。

ペンの相性はインクの種類で決まる
ほぼ日手帳とペンの相性は、インクの種類ごとに傾向があります。ざっくり整理すると次のとおりです。
| インク | 代表的なペン | ほぼ日手帳との相性 |
|---|---|---|
| 低粘度油性 | ジェットストリーム | 速乾で紙にしみ込みやすい。おまけのペンにも採用 |
| ゲル(水性顔料) | サラサクリップ、シグノ | 発色がよく濃い。細字を選べば無難 |
| 消せるインク | フリクションボール | 予定の書き換え向き。消してもシワになりにくいという声 |
| 万年筆 | プレピー、kakuno | 2024年版の紙で乾きが早くなった。細字が無難 |
| マーカー類 | 水性マーカー、油性マーカー | 塗る面積が広くインク量が多い。試し書き必須 |
ジェットストリームのインクについて、三菱鉛筆は「紙にしみ込みやすく、乾きもかなりスピーディ」と説明しています。書いた線にふれて手が汚れるストレスを減らしたインク、という位置づけです。ゼブラはサラサのインクを「耐水性に優れた水性顔料だから、濃くてにじまず」としています。どちらも手帳向きの性質ですが、太い芯を選ぶとインク量が増えるので、細字を選ぶという基準は変わりません。
インク別の選び方のコツ
毎日たくさん書く方、書いてすぐ手帳を閉じたい方は、速乾の油性(ジェットストリーム)がいちばん気楽です。黒をくっきり出したい方や、予定を色で分けたい方は、ゲルインクの細字が向いています。フリクションボールは予定がよく変わる方に便利ですが、温度変化でインクが無色になる性質があるので、残したい記録には普通のインクを使い分けるのがおすすめです。万年筆は書く時間そのものを楽しみたい方向けで、細字のペン先を選ぶと紙との相性で失敗しにくくなります。
インクによる線の太さの見え方をもう少し詳しく知りたい方は、サラサクリップの太さ選び|0.5が太く感じる理由と用途別の目安もあわせて読んでみてください。同じ0.5mmでもインクによって線の太さの感じ方が違う理由を解説しています。

裏抜けしないペン探しより試し書きと下敷き
ほぼ日手帳の裏写りしないペンを探している方は多いと思いますが、公式やメーカーが「このペンならほぼ日手帳で絶対に裏抜けしない」と保証しているペンはありません。同じペンでも、筆圧、書く量、塗りつぶすかどうか、季節の湿度などで結果は変わります。ペン自体の状態でも変わっていて、購入者の声には「使っているうちににじみが出るようになった」という体験談もあります。
だからこそ、公式がすすめている方法が現実的です。
裏うつりが心配なときの対処
・巻末のメモページなど、目立たない場所で試し書きする
・下敷きを敷いて、次のページへの写りを防ぐ
・インクが多いペンで書いたら、吸い取り紙を挟む
・太いマーカーはふせんに書いて貼る
試し書きのやり方
試し書きは、巻末のメモページや、使う予定のないページの端で十分です。いつも書く文字の大きさで数文字書き、塗りつぶしを1か所作っておきます。書いた直後に指で軽くこすって乾き具合を見て、少し時間をおいてから裏返し、裏面にどのくらい響いているかを確認します。手帳を閉じて向かいのページに写っていないかも見ておくと完璧です。
試し書きで裏への響きが気になったら、同じペンの細い芯に替える、塗りつぶしをやめて線だけにする、書いたあとすぐ閉じずに少し待つ、の順に試してみてください。ペンを買い替える前にできることは意外と多いですよ。
下敷きは、書いているページの次のページに筆圧の跡やインクが写るのを防いでくれます。ほぼ日手帳の公式ストアでも下敷きが販売されているので、手帳と一緒にそろえておくと安心ですね。
最後のふせんの方法は、ほぼ日の手帳チームのスタッフが油性マーカーについて紹介していたものです。どうしても使いたい太いペンがある場合は、手帳に直接書かないという選択肢も持っておくと気が楽になりますよ。

ほぼ日手帳のペンおすすめ5本と替え芯
ここからは、前の章の基準(細字・インクが少なく速く乾く)に沿って、ほぼ日手帳におすすめのペンを具体的に紹介します。まずはおまけのボールペンと替え芯の話から始めて、細字の油性、色を楽しむゲルインク、さらに細い0.28mmの順に見ていきましょう。価格は変わることがあるので、購入前に販売店で確認してくださいね。
おまけのボールペンは3色ジェットストリーム
ほぼ日のオンラインストアや直営店でほぼ日手帳の本体を買うと、ほぼ日ストア購入特典としておまけのボールペンが付いてきます(数に限りがあり、なくなり次第終了)。中身は三菱鉛筆の3色ボールペン「JETSTREAM」で、黒・赤・青の3色、芯の太さは0.5mmです。
公式の特典ページでは、このペンを「ほぼ日手帳に使われている紙『トモエリバー』とも相性のいい」ボールペンとして紹介しています。2027年版の軸はミルキーパープルをメインに、グリップ部分がミントグリーン。軸には、ほぼ日のロゴと「HOBONICHI TECHO 2027」の文字がプリントされています。サイズは軸径12.2mm×長さ144mm、重さ11gです。軸の色は毎年変わるので、歴代の特典ペンを集めている方もいるようです。
| 手帳本体 | 2027年版の特典 |
|---|---|
| オリジナル・カズン(avec含む)、HON、Planner | どんぐりチャーム+おまけのボールペン |
| weeks・weeks MEGA、day-free | おまけのボールペンのみ |
| 5年手帳・おおきい5年手帳 | どんぐりチャームのみ |
特典がもらえるのは、ほぼ日オンラインストア、ほぼ日手帳ストア 東京駅店、TOBICHI(東京・京都)、ほぼの駅 AKAGIで本体を買った場合です。対象店舗以外で買った場合、このほぼ日ストア購入特典は付かないので、おまけのペンが欲しい方は購入先に気をつけてください。また、1月はじまり版の特典が終了した場合、springの発売時には4月はじまり版の本体にのみ特典が付くと案内されています。
なお、特典のボールペンは単体では販売されていません。公式ヘルプによると、一番近い市販品は三菱鉛筆のジェットストリーム3色ボールペン(品番SXE3-400-05)で、デザインは一部異なります。おまけのペンを気に入って職場用や予備がもう1本欲しい、という場合は、このSXE3-400-05を選ぶといいですよ。

ほぼ日のボールペンの替え芯は0.38にもできる
おまけのボールペンのインクがなくなったら、替え芯を入れれば使い続けられます。公式ヘルプでは、2010年版以降の特典ボールペンの替え芯は三菱鉛筆の「SXR-80-05」(0.5mm)と案内されていて、文房具店やほぼ日ストアで買えます。毎年もらえるペンだからと使い捨てにせず、気に入った年の色を替え芯で長く使うのもいいですね。
ここで知っておきたいのが、三菱鉛筆の替芯ページでは、同じSXR-80系の0.38mm(SXR-80-38)もジェットストリーム3色 SXE3-400の適合替芯になっている点です(出典:三菱鉛筆『ジェットストリーム替芯』)。つまり、市販のSXE3-400なら黒だけ0.38mmにする、といった入れ替えができます。メーカー参考価格は1本110円(税込)です。
| 替芯 | ボール径 | インク色 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|---|
| SXR-80-38 | 0.38mm | 黒・赤・青・緑 | 110円 |
| SXR-80-05 | 0.5mm | 黒・赤・青・緑 | 110円 |
| SXR-80-07 | 0.7mm | 黒・赤・青・緑 | 110円 |
注意
特典ペンは市販品とデザインが一部違うため、完全に同じとは言い切れません。0.38mmに替える場合は、公式が案内している0.5mmと同じSXR-80系であることを確認して、ペン先の出方に違和感がないか試してから使ってください。
替え芯を選ぶときは、品番の「SXR-80」の部分が同じかどうかを見るのがコツです。ジェットストリームには、SXR-600やSXR-203など形の違う替芯がいくつもあり、名前が似ていても入らないものがあります。細字にすると、前の章で触れた方眼への収まりとインク量の両方で有利になりますよ。
替え芯は小さくて失くしやすいので、使う色だけ予備を1本ずつ持っておくと安心です。
ジェットストリームの替芯の種類や、昔のモデルに今の替芯が入るかどうかは、ジェットストリームの歴代モデル完全解説|今の替芯も使えるの?で詳しくまとめています。

ジェットストリームエッジは0.28mmの油性
もっと細かく書きたい方には、ジェットストリーム エッジがあります。三菱鉛筆によると、油性ボールペンとして初めてボール径0.28mmを実現したモデルです(2019年8月時点、同社調べ)。同じボール径のゲルインクボールペンと比べても、描線幅はより細くなると説明されています。
インクはジェットストリームなので速乾性があり、濃くはっきりした線をなめらかに書けます。ペン先に向かって細く絞った「ポイントチップ」で、細かい作業をするときもペン先がよく見えるのが特徴です。先軸は金属製で、重心をペン先側に寄せた設計なので、細かい筆記でも安定しやすいと説明されています。3.7mm方眼に小さな文字を書き込んだり、細かい線でイラストを描いたりしたい方に向いています。
エッジが向いている人・向いていない人
エッジが向いているのは、1日ページにびっしり文字を詰めたい方、月間カレンダーの小さなマスに予定を書き込みたい方、細い線で図やイラストを描きたい方です。0.28mmの線は細いぶん、紙に乗るインクも少なく、裏への響きを抑えたい方にも合います。
反対に、筆圧が強い方や、ゆったり大きな字を書く方には細すぎると感じるかもしれません。ほぼ日の手帳チームのスタッフも、ジェットストリーム エッジの3色タイプを愛用ペンとして紹介していて、黒だけ0.38mmの替芯に入れ替えて使っているそうです(エッジ用の替芯には、0.38mmのSXR-203-38もあります)。0.28mmは細すぎると感じる場合の調整方法として参考になります。替芯はエッジ専用のSXR-203系なので、おまけのボールペンの替え芯(SXR-80系)とは別物だと覚えておいてください。
選び方としては、おまけのジェットストリームを0.38mmに替えてもまだ太いと感じたら、エッジの0.28mmに進む、という順番がおすすめです。同じジェットストリームインクなので書き味の方向性は近く、太さだけを一段細くできます。
細さが自分に合うかは、実際の線の太さを商品画像やレビューで見比べてから選ぶと失敗しにくいです。
サラサクリップ0.3・0.4で色を書き分ける
予定を色で書き分けたい方には、ゼブラのサラサクリップがおすすめです。ボール径は0.3・0.4・0.5・0.7・1.0mmがあり、ほぼ日手帳に使うなら0.3か0.4を選ぶのがいいかなと思います。メーカー参考価格は110円(税込)で、1本ずつ好きな色をそろえやすいのも魅力です。
インクは水性顔料のジェルインクで、ゼブラは耐水性に優れ、濃くてにじまないと説明しています。黒がくっきり出るので、0.3や0.4の細字でも読みやすいのが強みです。軸は1本10.9gと軽く、可動式のバインダークリップが付いているので、手帳カバーのポケットや表紙に挟んでおくのにも便利です。
| ボール径 | 替芯 | ほぼ日手帳での使いどころ |
|---|---|---|
| 0.3mm | JF-0.3芯 | 1日ページの本文、月間カレンダーの小さなマス |
| 0.4mm | JF-0.4芯 | 日記・予定のメイン。細さと読みやすさのバランス型 |
| 0.5mm | JF-0.5芯 | 見出しや、2マス1文字のゆったり書き |
色分けのルールを先に決める
色を使うなら、仕事は青、プライベートは緑、締め切りは赤、のように最初にルールを決めておくと、見返したときにひと目で分かる手帳になります。色数は3〜4色くらいに絞るのが続けやすいかなと思います。色が増えるほどペンの持ち替えが面倒になり、結局黒1本に戻ってしまいがちだからです。
ゲルインクはインクの出がいいぶん、太い芯では乾くまでに時間がかかることがあります。0.5mm以上を使う場合は、書いたあと少し開いたままにしてから閉じると安心です。細字の0.3や0.4なら紙に乗るインクも少なく、この心配はかなり減ります。インクが減ったら本体ごと買い替えず、太さに合ったJF芯に交換すれば、お気に入りの軸をそのまま使い続けられますよ。
色分けに使うなら、よく使う色から2〜3本そろえるところから始めると無駄がありません。

ユニボールシグノ0.28とカラーペンの使い分け
ゲルインクでさらに細く書きたいなら、三菱鉛筆のユニボール シグノ 超極細0.28mmも候補になります。ほぼ日手帳の公式SNSでも、3.7mm方眼に細かい字を書きたいときのペンとして、シグノ0.28mmのブラウンブラックが紹介されていました。黒より少しやわらかい印象のブラウンブラックは、日記を落ち着いた雰囲気にしたい方に合う色です。
黒以外の落ち着いた色を試したい方は、色の一覧を見比べてみてくださいね。
色を楽しみたい方は、目的でペンを分けるのがおすすめです。ほぼ日の手帳チームが2024年版の紙で試したおすすめペンの特集では、いろいろなペンが目的別に挙がっていました。
| 目的 | 特集で挙がっていたペン | 紹介されていたポイント |
|---|---|---|
| 予定の書き換え | フリクションボール3 スリム | 消したときにシワになりづらい |
| 細字で文字を楽しむ | ハイテックC コレト(0.3mm) | 細字で文字がスルスル書ける |
| 細かいイラスト | プラチナ万年筆 プレピー(細字) | インクなじみがよく乾きやすい |
| 塗り分け | トンボ鉛筆 水性マーカーABT | ひいたそばから乾く |
いずれも紙の改良で乾きが早くなった点がよく評価されています。ただし、これはほぼ日の手帳チームが試した感想で、どんな書き方でも裏抜けしないという意味ではありません。
マーカーのように塗る面積が広いペンは、どうしてもインク量が多くなります。メインの文字は細字のボールペン、装飾だけカラーペン、と役割を分けておくと、裏うつりのリスクを抑えながら手帳を楽しめますよ。カラーペンを使う日は、書いたページに下敷きを挟んでおくとさらに安心です。
もう1つのコツは、カラーペンで塗るのは面ではなく線や小さな印にとどめることです。日付を丸で囲む、見出しの下に1本線を引く、気分を小さなドットで記録する、といった使い方なら、インク量は少なくても手帳がぐっと華やかになります。
ほぼ日手帳のペン選びまとめ:迷ったら細字
ほぼ日手帳のペン選びは、ブランドよりも「細字か」「インクが少なく速く乾くか」で考えるのが失敗しにくい方法です。紙は2024年版から裏抜けしにくく乾きやすく改良されましたが、薄い紙であることは変わらず、公式もインクの種類や量によってはにじみや裏うつりが出ると注意しています。
迷ったときの選び方
・まずはおまけと同じジェットストリーム(替え芯SXR-80-38で0.38mmに)
・もっと細かく書くならジェットストリーム エッジかシグノの0.28mm
・色で書き分けたいならサラサクリップの0.3か0.4
・太いマーカーは試し書きか、ふせんに書いて貼る
手持ちのペンを使いたい場合も、考え方は同じです。0.5mm以下で、インクがすぐ乾くペンなら、まずは巻末のページで試し書きしてみてください。問題なければそのまま使えますし、裏への響きが気になるなら、同じシリーズの細い芯に替えるだけで解決することも多いですよ。
ペンは1本に決めなくても大丈夫です。黒の細字を1本メインに決め、色が欲しい日だけカラーペンを足すくらいの気楽さで始めてみてください。書きやすいペンが見つかると、手帳を開く回数も自然と増えていきますよ。
細字の選び方は手帳全体の書き方にも関わってきます。ページごとに何を書くかの決め方は手帳の書き方|書かない欄を決めるだけでマンスリーもレフト式も続くで、手帳そのものの選び方は手帳のおすすめ2027|文具マニアが選ぶ後悔しない選び方で紹介しています。
なお、本記事の仕様や価格は執筆時点の公式情報をもとにしています。特典の内容や価格は変わることがあるので、正確な情報はほぼ日手帳や各メーカーの公式サイトでご確認ください。

