高橋の手帳2027|シリーズより始まり月とレイアウトで選ぶ

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白木の机に並べられた紺・えんじ・セージ色の3冊の手帳と、開いたカレンダーページ

「手帳は高橋」で検索すると、シリーズがずらっと並んでいて、結局どれを買えばいいのか分からなくなりませんか。torinco、リシェル、フェルテ、クレール……名前だけ見ても違いがピンとこないですよね。

私も高橋書店の手帳は毎年チェックしていますが、正直、公式サイトのシリーズ一覧を上から眺めているだけだと選べません。全302種類(2027年版1月始まりの時点。出典:高橋書店公式「お客様に最高の一冊を」)もあるので当然です。でも実は、決めるべきポイントを2つに絞れば、候補はかなり少なくなります。それが「始まり月」と「レイアウト」です。高橋手帳2027の発売時期やランキング、バーチカル式の特徴、B5・B6のサイズ感まで、この記事で選び方の軸を一気に整理していきます。

  • 高橋の手帳のシリーズ名で選ぶと失敗しやすい理由
  • 本当の分かれ目である始まり月とレイアウトの決め方
  • 価格差よりも用途を優先していい理由
  • 用途タイプ別におすすめの絞り込み方

形から入りたい方は、まずは定番のtorincoシリーズがどんな感じか見てみるのもおすすめです。

目次

高橋の手帳が選べない本当の理由

まずは「なぜ高橋の手帳は選びにくいのか」を整理します。ここが分かると、この後の絞り込みが一気に楽になります。

シリーズ名で選ぶと失敗する理由

高橋書店の手帳を選ぼうとすると、多くの人がまずシリーズ名から入ります。でも私の考えとしては、これが遠回りの原因です。torinco、リシェル、フェルテ、シャルム、クレール系(クレール/ミアクレール/リラクレール/ディアクレール)、ラフィーネ……名前だけでは中身の違いが分かりにくいんですよね。

実際には、シリーズ名はほぼ「デザインの系統」を表しているだけで、中身の機能はレイアウトとサイズでほぼ決まっています。たとえばフェルテとシャルムはどちらもウィークリー・B6判で、機能面での違いはヘリ留め金具の有無や背の切り返しといった装丁の違いが中心です。つまり、シリーズ名を先に覚えようとするから迷子になる、というのが私の見立てです。

シリーズが多い背景

高橋書店は1954年設立、前身の取次業「高和堂」からは1939年創業という、手帳メーカーの中でも老舗にあたります。1996年には「手帳大賞」という商品企画の公募を始め、そこから生まれたオリジナル商品も定番シリーズに育っています。2002年には「手帳は高橋」のキャッチフレーズでテレビCMを展開し、2018年には比較的新しいシリーズ「torinco」も発刊されました。長年かけて積み重ねてきたシリーズが並行して残っているため、結果的にラインナップが膨大になっているというわけです。歴史の長さは裏を返せば安心材料でもあるので、シリーズ名は最後に「好み」で選ぶくらいの気持ちでいいと思います。

たとえばtorincoとリシェルを比べてみると、どちらも「シンプルで質の高い定番」という立ち位置は似ていますが、torincoはマンスリー・ウィークリー両方の展開でカバー範囲が広いのに対し、リシェルはウィークリー・文庫サイズに絞り込んだシリーズです。名前の響きだけでは分からない違いですが、レイアウトとサイズという軸で比べると、どちらが自分向きかすぐに判断できます。シリーズ紹介ページを行き来して比較するより、先に自分の欲しいレイアウトとサイズを決めてから該当するシリーズを絞り込む方が、結果的に選ぶスピードは速くなります。

文具店の棚にずらりと並ぶ色とりどりの手帳を前に、選びきれずに立つ女性の後ろ姿

分かれ目はレイアウトと始まり月

高橋の手帳選びで最初に決めるべきなのは、「始まり月(1月始まりか4月始まりか)」「レイアウト(見開きの形式)」の2つです。この2つが決まると、候補は数点まで絞れます。

高橋書店の手帳は、見開きの形式だけでもマンスリー・ウィークリー・デイリー・連用式と大きく4系統に分かれていて、さらにウィークリーの中にもレフト式・セパレート式・バーティカル式など複数の型があります。この「レイアウト」が、実際の使い勝手を左右する一番大きな要素です。始まり月も、1月から使いたいのか、4月の年度替わりから使いたいのかで候補が丸ごと変わります。

おもしろいのは、torincoのように「マンスリー」と「ウィークリー」の両方を1つのシリーズで展開しているケースがある一方、フェルテやシャルムのように「ウィークリー・B6判」に特化したシリーズもある点です。つまりシリーズを軸に探すと同じシリーズ内でもレイアウトが違う商品が混在していて余計に分かりにくいのですが、レイアウトを軸に探せば「ウィークリーのレフト式が欲しい」というように一直線に候補へたどり着けます。商品番号(No.)を使えば毎年同じ形式のまま年版だけ切り替わるので、一度自分に合うNo.を見つけたら翌年以降も同じ番号で探せるのも地味に便利なポイントです。

公式サイトの検索機能でも「大きさからさがす」「見開きからさがす」「シリーズからさがす」がそれぞれ別ページに分かれているのは、この2軸(レイアウトとサイズ)とシリーズが本来は別モノの分類だという証拠でもあります(色やカバー素材、メモページなど、さらに細かい条件で絞り込める検索も別途用意されています)。私がおすすめしたいのは、まず「見開きからさがす」のページでレイアウトの候補を絞り、そのあとに気に入ったデザインのシリーズを探すという順番です。逆の順番、つまり気になるシリーズを先に決めてからレイアウトを確認すると、せっかく気に入ったデザインなのに欲しいレイアウトの展開が無い、という残念な結果になりがちです。

カフェのテーブルで見開きの違うマンスリー手帳とウィークリー手帳を並べて見比べる手元

価格差より用途で選んでいい理由

価格で悩む方も多いと思いますが、私の考えでは、高橋の手帳は価格差を判断基準の最優先にする必要はありません。2027年版1月始まりのラインナップを見る限り、人気ランキング上位の商品は税込1,767円〜3,751円のあいだに収まっていて、大半は1,000円台〜2,000円台です(2026年9月時点の実勢価格。最新の価格は変動するため、購入前に公式サイトでご確認ください)。

商品例参考価格(税込)タイプ
リベルクリア(マンスリー・薄型)859円単年
No.5 3年日記pocket1,936円連用3年
No.239 フェルテ®9(ウィークリー・B6)1,839円単年
No.355 シャルム®5(ウィークリー・B6)2,481円単年
No.68 10年卓上日誌3,751円連用10年

もちろん10年卓上日誌のような複数年タイプは高くなりますが、単年のウィークリー・マンスリー手帳同士であれば、価格差より「見開きが自分の使い方に合っているか」のほうが満足度に直結します。値段で妥協して使いにくいレイアウトを選ぶより、多少高くても自分に合うレイアウトを選ぶほうが、結局は長く使えるかなと思います。安く試したいだけなら薄型のマンスリータイプから、しっかり使い込みたいならウィークリーのB6判から検討するのがおすすめです。

また、高橋書店は商品番号(No.)で商品を管理しているため、欲しい仕様が決まれば型番から探しやすいのも特徴です。「安いところを探し回る」より「自分に合うNo.を見つける」ことに時間を使ったほうが満足度は上がりやすいと思います。価格差で似たような手帳を何冊も買い直すくらいなら、多少高くても最初から使い勝手のいいレイアウトを選んだほうが、1年間を通しての満足度は高くなるはずです。

高橋手帳の人気ランキングを見る

参考までに、2026年9月時点で高橋書店の公式サイトに掲載されていた「手帳の人気ランキング」(2027年版1月始まり)の上位を紹介します。ランキングは時期によって変動するので、あくまで傾向を知るための参考としてご覧ください。

順位商品名参考価格(税込)
1位No.19 5年日記2,239円
2位No.239 フェルテ®91,839円
3位No.433 デスクダイアリーカジュアル32,009円
4位No.68 10年卓上日誌3,751円
5位No.355 シャルム®52,481円
6位No.358 シャルム®82,481円
7位No.242 フェルテ®121,839円
8位No.67 デスクダイアリー1,767円

複数年タイプの日記(5年日記・10年卓上日誌)が上位に食い込んでいるのが特徴的で、単年の予定管理だけでなく「長く記録を残したい」というニーズも根強いことが分かります。あわせて、フェルテとシャルムというウィークリー・B6判の2大定番シリーズが上位を占めていて、これは前の章で触れた「B6判が一番人気」というサイズ傾向とも一致します。定番のデスクダイアリーも上位に入っており、新しいシリーズだけでなく定番シリーズも根強い人気があることがうかがえます。最新のランキングは公式サイトの「手帳の人気ランキング」ページでいつでも確認できます。

ランキング1位の実績が気になる方は、まず現物をチェックしてみるといいかもしれません。

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公式サイトには「人気急上昇中の手帳」という別枠のランキングも用意されていて、こちらには5年日記pocket・3年日記pocketといったコンパクトな連用日記や、リベルクリアのような薄型マンスリーが上位に入っていました。定番ランキングが「王道のB6判ウィークリー」中心なのに対し、急上昇ランキングは「気軽に始められる薄型・小型タイプ」が目立つ傾向があります。じっくり長く使いたい人は定番ランキング、まずは手帳を書く習慣をつけたい人は急上昇ランキングを参考にする、という使い分けもできそうです。

表彰台のように高さを変えて積まれた3冊の手帳を俯瞰したイラスト

高橋の手帳をレイアウトと始まり月で選ぶ

ここからは、実際に「始まり月」「レイアウト」「サイズ」の3ステップで候補を絞り込む方法を具体的に解説します。

1月始まりと4月始まりの違い

高橋書店の手帳は、主力が1月始まりと4月始まりの2本柱です。公式の案内によると、1月始まり手帳はおおよそ9月上旬から2月上旬にかけて販売され、市場でもっともシェアが大きいタイプとされています(出典:高橋書店公式「手帳の使い方ガイド」)。新年から気持ちを切り替えたい人向けです。

一方の4月始まり手帳は、おおよそ2月上旬から5月中旬にかけて販売され、公務員・新社会人・学生など、年度の区切りで予定を管理したい人に向いています。「いつから使い始めたいか」を先に決めるだけで、302種類のラインナップから候補を大きく絞れます。

2026年9月時点で、公式サイトには「2026年度版4月始まり商品まもなく販売終了」というお知らせが出ています。4月始まりは1月始まりに比べて展開時期が短く、次の年度版への切り替えも早いタイミングで進むため、狙っている商品がある場合は在庫状況をこまめに確認したほうが安心です。

7月始まり・9月始まりなど一部の変則的なタイプも存在しますが、公式サイトの案内でも詳しい販売時期の記載は少なく、主力は1月・4月の2つと考えて差し支えありません。学期に合わせたい、上半期だけ使いたいといった特殊な事情がある場合を除けば、まずは1月始まりか4月始まりかを決めるところから始めるのが結局いちばん早いです。

判断に迷ったら、「1年の予定を通年で管理したいか」「年度単位(4月〜翌3月)で管理したいか」を自分に問いかけてみてください。フリーランスや個人の生活サイクルで動いている人は1月始まりのほうがしっくりくることが多いですし、学校や役所、多くの企業のように4月に人事異動や新年度行事がある環境にいる人は4月始まりのほうが手帳の区切りと実生活の区切りが揃うので使いやすく感じるはずです。どちらか迷ったら、シェアの大きい1月始まりを基準に考えるのが無難だと思います。

冬の窓辺で手帳を開く人と、桜並木のそばで手帳を開く人を左右に並べたイラスト

レイアウトの種類は主に4タイプ

始まり月の次に決めたいのがレイアウト(見開きの形式)です。高橋書店の公式分類では、大きく次の4タイプに分かれます。

タイプ主な形式向いている使い方
マンスリー月間ブロック式/月間横ケイ式手軽な予定管理。薄くて軽い手帳がいい人
ウィークリーレフト式/セパレート式/バーティカル式/リンクアップ®式/週間ブロック式/見開き2週間スケジュールとメモを両方書きたい人
デイリー1頁2日記入式/1頁1日記入式日記・業務日誌など記入量が多い人
連用(その他)2年・3年・5年・10年タイプ複数年の記録を比較したい人

ウィークリーの中でも選択肢は多い

「手帳に細かい情報は書かない」という人はマンスリーで十分ですし、「スケジュールとメモを同じ見開きに書きたい」という人はウィークリーのレフト式やセパレート式が候補になります。ウィークリーの中には、高橋オリジナルの「リンクアップ®式」という形式もあり、十字に仕切られた記入欄で仕事とプライベートを分けたり午前・午後で分けたりと自由度が高いのが特徴です。一週間単位でまとめて把握したい人には「週間ブロック式」、もう少し先まで見通したいけれど週ごとの記入欄も欲しいという人には「見開き2週間」タイプも用意されています。ここで自分がどのタイプに当てはまるかを決めてから、次にシリーズを見ていくとスムーズです。

デイリータイプの中でも「1頁1日記入式」は、思いついたことや好きなことを自由に書けるライフログ・イラスト向けの形式として紹介されていて、「1頁2日記入式」は仕事の日誌としても使える記入欄の広さが特徴です。日記をしっかり続けたい人や、1日の出来事を細かく振り返りたい人は、この2つのどちらかを軸に探すとよいと思います。連用式は2年・3年・5年・10年と幅がありますが、年数が長くなるほど「去年の今日は何をしていたか」を見返す楽しさが増す一方、1冊あたりの厚みも増すので、置き場所や持ち運び方も考えて年数を選ぶのがおすすめです。

バーティカル式は時間管理に向く

ウィークリーの中でも特に問い合わせが多いのがバーティカル式です。時間軸が縦に配置されているレイアウトで、1日の中に複数の予定が入る人でも、時間ごとにブロックが分かれているので一目で把握できます。土日均等タイプと平日充実タイプがあり、平日にアポイントが集中する働き方の人は平日充実タイプのほうが使いやすいはずです。

高橋書店には、バーティカル式をベースにメモスペースまで充実させた「ティーズディレクションダイアリー」という、手帳大賞から生まれたオリジナルシリーズもあります。B6判とA5判の展開で、時間管理と自由記述を両立したい人向けの選択肢です。

私の考えでは、「1日に複数の予定が入りやすい・外出や移動が多い」というタイプの人にはバーティカル式が第一候補になります。逆に、1日1〜2件程度の予定しか書かないなら、バーティカルの細かい罫線はオーバースペックに感じるかもしれません。その場合はレフト式やセパレート式のほうがすっきり書けます。営業職や外回りの多い仕事、複数の会議が入りやすい仕事の人ほど、バーティカル式の恩恵を感じやすいと思います。

「手帳 高橋 バーチカル」という検索が多いことからも分かる通り、バーティカル式は高橋の手帳の中でも関心の高いレイアウトです。ただし、公式のシリーズ紹介では「ウィークリー=レフト式」を採用しているシリーズが多く、バーティカル式を明確に打ち出しているのは前述のティーズディレクションダイアリーのような一部シリーズに限られます。欲しいレイアウトがバーティカル式と決まっている場合は、シリーズ名だけで判断せず、商品ページで「見開きの形式」欄を必ず確認してから購入するようにしてください。同じB6判のウィークリーでも、シリーズによってレフト式だったりバーティカル式だったりするので、ここを見落とすと「サイズは合っていたのにレイアウトが違った」という失敗につながります。

バーティカル式でメモも欲しい方は、ティーズディレクションダイアリーの中身を見てみるとイメージが掴みやすいはずです。

オフィスの机で縦の時間軸が入ったウィークリーページに書き込む手元

サイズはB6判が一番人気

高橋書店の公式サイトでは、サイズはコンパクトサイズ・文庫サイズ・B6サイズ・ノートサイズの4段階に分類されていて、この中でもB6判が「高橋の手帳で一番人気のサイズ」と公式に明記されています(出典:高橋書店公式「大きさから手帳・日記をさがす」)。一日の記入欄が広く、複数の予定を書きつつカバンにも収まるバランスの良さが理由です。

サイズ分類寸法の目安特徴
コンパクトサイズ125×80〜170×85mm程度スーツの内ポケットに入る高橋最小クラス
文庫サイズ(A6判)148×105mm持ち運びと記入欄の広さを両立
B6サイズ182×128mm ほか高橋の手帳で一番人気。1日の記入欄が広い
ノートサイズ(A5〜B5判)210×148〜257×182mm据え置き・複数年記録・ノート兼用

「高橋手帳のB5とは」と検索する人もいますが、B5判はノートサイズの中でも最大で、高橋書店の学習ノートと同じ大きさです。予定管理だけでなくメモ帳としても使いたい人向けのサイズになります。なお、B6判の中でも「B6判(182×128mm)」は1月始まり手帳限定の展開で、よりコンパクトな「B6変型判(182×120mm・128×128mmなど)」は始まり月を問わず選べるという細かな違いもあります。スーツの内ポケットに入れたいならコンパクトサイズ、カバンに入れて広いスペースに書きたいならB6判、と考えるのが分かりやすいと思います。

コンパクトサイズの中にも「手のひらサイズ」「内ポケットサイズ」「長財布サイズ」という3段階があり、数字で見るとどれも数センチ単位の違いしかありませんが、実際に持ち歩くカバンやポケットの大きさによって収まり方はかなり変わります。スーツの内ポケットに毎日入れるなら長財布サイズやそれより小さいタイプ、バッグの中に入れるだけならもう少し余裕のある文庫サイズまで検討の幅を広げてもいいと思います。迷ったときは、公式サイトのサイズ検索ページで実寸を1つずつ見比べるのが一番確実です。

開いた鞄の上でサイズの異なる3冊の手帳を重ねて比べる手元

用途タイプ別におすすめを早見

公式サイトでは「仕事メインタイプ」「携帯性重視タイプ」「プライベート両立タイプ」「マルチタイプ」「置き型タイプ」「カジュアルづかいタイプ」という6つのライフスタイル分類が用意されています。ここまでの「始まり月」「レイアウト」「サイズ」の軸と組み合わせると、自分に近いタイプが見えてくるはずです。

タイプ向いているレイアウト・サイズ
仕事メインタイプB6判×バーティカル式やレフト式
携帯性重視タイプコンパクトサイズ×マンスリーまたは薄型ウィークリー
プライベート両立タイプB6判×リンクアップ®式(仕事とプライベートを分けやすい)
マルチタイプ文庫サイズ×ウィークリー(リシェルなど)
置き型タイプノートサイズ×連用ダイアリーやデイリー
カジュアルづかいタイプマンスリー×デザイン重視シリーズ(クレール系・ラフィーネ)

たとえば「置き型タイプ」で複数年の記録を残したいなら、ノートサイズの連用ダイアリー系が候補になります。デスクに据え置いてノート感覚でたっぷり書きたいという人には、他ブランドですがニーモシネ ダイアリーの特徴とおすすめ活用法で紹介しているような選択肢も比較材料になります。

マルチタイプに近いと感じた方は、文庫サイズのリシェルから探してみるとサイズ感がつかみやすいと思います。

「携帯性重視タイプ」ならコンパクトサイズ×マンスリーかウィークリーの薄手タイプ、「仕事メインタイプ」ならB6判×バーティカル式、というように、まず自分がどのタイプに近いかを考えてみると、シリーズを一つひとつ見比べるより早く候補にたどり着けます。複数のタイプにまたがる人は、優先順位が高いほうを基準に選んで、もう一方は妥協するくらいの気持ちで十分だと思います。

たとえば「平日は仕事メインだけど、休日はプライベートの予定も手帳で管理したい」という人は、仕事メインタイプとプライベート両立タイプの中間にあたります。この場合は、無理にどちらかに絞らず、リンクアップ®式のように1つの見開きの中で仕事とプライベートを分けて書けるレイアウトを選ぶと、両方のタイプの要望をまとめて満たせます。逆に「とにかく軽く持ち歩けることが最優先」という携帯性重視タイプの人は、他の条件を多少犠牲にしてでもコンパクトサイズから外れないようにするのがコツです。優先順位をはっきりさせるほど、候補は絞りやすくなります。

図書室の机でノートPCと手帳を並べて使う人を真上から見たイラスト

高橋手帳はどこで買うのが確実か

高橋書店の手帳は、商品番号(No.)で管理されていて定価もはっきりしているため、型番さえ分かれば探しやすい商品です。公式サイトには「手帳・日記の商品番号とは」という専用ページもあり、同じ手帳を再購入したいときや詳細情報を調べたいときに商品番号で検索できる仕組みが用意されています。同じ品番なら、通販でもお店でも仕様に差はありませんので、型番さえ決まれば通販で探しても失敗しにくいのが特徴です。

最新のラインナップや在庫は、高橋書店の公式オンラインストアが一番網羅性が高いです。2026年9月時点では、公式オンラインストアで手帳・カレンダー・家計簿などの対象商品が送料無料になる案内も出ていました(一部対象外あり。条件は変更される可能性があるため購入時に要確認)。Amazonや楽天市場でも取り扱いがありますが、シーズン終盤には品薄になりやすいので、欲しい品番が決まったら早めに確保しておくのが安心です。

購入先を決める判断基準としては、①最新シリーズ・WEB限定カラーまで見たいなら公式オンラインストア、②普段使っているポイントサービスやまとめ買いの送料を優先したいならAmazon・楽天市場、③実物の紙質や色味を見てから決めたいなら店頭のロフトなど大型雑貨店、の3パターンに分けて考えるとスムーズです。品番さえ確定していれば、この3つのどこで買っても本体の仕様に差はありません。手帳選びの基準そのものについては、うちのブログでも手帳のおすすめ2027|文具マニアが選ぶ後悔しない選び方で全体的な選び方をまとめているので、高橋以外のブランドも含めて比較したい方はあわせてチェックしてみてください。品番が分かったら、普段お使いの通販サイトで型番検索して価格を比較する、という流れが一番スムーズだと思います。

まとめ:高橋の手帳は用途で選ぶ

高橋の手帳選びは、シリーズ名からではなく「始まり月」→「レイアウト」→「サイズ」の順番で絞り込むのがおすすめです。1月始まりか4月始まりかを決め、マンスリー・ウィークリー・デイリー・連用のどれが自分の書き方に合うかを考え、最後にB6判を基準にサイズを調整する。この3ステップを踏めば、302種類のラインナップも数点まで絞れます。

①始まり月(1月/4月)を決める → ②レイアウト(マンスリー/ウィークリー各式/デイリー/連用)を決める → ③サイズ(コンパクト/文庫/B6/ノート)を決める → ④最後にシリーズをデザインの好みで選ぶ、の4ステップで考えると迷いにくいです。

価格差はそこまで大きくないので、値段よりも「自分の書き方に合っているか」を優先して選んでください。そのうえで、torincoやリシェル、フェルテといったシリーズはデザインの好みで最後に選べば十分です。

結局B6判のウィークリーで決めたいという方は、定番のフェルテかシャルムから見てみるのが近道です。

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あらためて整理すると、高橋書店の手帳が選びにくく感じる最大の理由は、シリーズという「見た目の入り口」から探そうとしてしまうことにあります。実際にはシリーズの奥にレイアウトとサイズという実用面の骨格があり、そこが自分の生活と合っているかどうかで満足度の大部分が決まります。1954年の設立以来、長い歴史の中で積み重なってきた膨大なラインナップも、始まり月→レイアウト→サイズという3段階のフィルターを通せば、最終的に比較する候補は数点まで自然に絞り込まれるはずです。

最新の価格・在庫・ラインナップは年版によって変わるため、購入直前には必ず公式サイトで確認することをおすすめします。この記事で紹介したランキングや価格帯もあくまで2026年9月時点のスナップショットなので、参考程度にとどめて、最終的な決め手は公式サイトの最新情報にしてくださいね。

夜の自室で暖かい照明のもと手帳に書き込む人の横顔シルエット
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