表紙がかわいくて買ったロルバーン。いざ開いてみると、真っさらな方眼のページを前に手が止まってしまう。最初のページを失敗したくなくて、結局引き出しにしまったまま……という話、けっこう聞きます。ここ、気になりますよね。
ロルバーンの使い方を調べると、ロルバーンを使いこなす人のおしゃれなページ例や、ダイアリーの使い方、ノートの使い方、手帳としての使い方、勉強や仕事での使い方、日記の書き方、大学生や主婦の趣味の記録まで、本当にたくさんのアイデアが出てきます。その一方で、ロルバーンはもったいなくて使えない、何を書けばいいか分からない、使いにくいと感じる、という声も同じくらい見かけます。
先にお伝えしておくと、ロルバーンの使い方で迷ったら、用途を1つだけ決めて雑に書き始めるのがいいかなと私は考えています。もったいなさの正体は、1冊にきれいに全部をまとめようとすること。作っているデルフォニックス自身も、公式の読み物で「毎日書かなくてはいけない」という固定概念を捨てることや、まずはひとことから書き始めることを紹介していて、丁寧に使わない方向をすすめています。
この記事では、ポケット付メモとダイアリーの違い、サイズの選び方、勉強・仕事・日記・集めるといった用途別の書き方を、公式の仕様と使い方の例をもとにまとめました。読み終わるころには、手元のロルバーンに今日なにを書けばいいかが決まっているはずです。
- もったいなくて使えないロルバーンを書き始めるコツ
- ポケット付メモとダイアリーの違いとサイズの選び方
- 勉強・仕事・日記・集めるの用途別のページの使い方
- 裏写りや使いにくさを感じたときの対処法
ロルバーンの使い方は用途を1つ決めて雑に始める
ロルバーンは自由度が高いノートです。公式の読み物でも「その自由度の高さゆえに使い方で悩む人もいる」と書かれているくらいなので、迷うのはあなただけではありません。ここでは、書き始める前に知っておきたい考え方と、ロルバーンの作り、サイズの選び方、書けない日の乗り切り方をまとめます。
ロルバーンがもったいなくて使えない時の始め方
ロルバーンがもったいないと感じるのは、表紙が好きだからこそ、中身もきれいに仕上げたくなるからですよね。でも、きれいに書こうとするほど1ページ目のハードルは上がり、白いページが残るほど「もったいない」は強くなっていきます。買ったときのワクワクが、いつの間にかプレッシャーに変わってしまうパターンです。
私の考えとしては、この悪循環を抜ける一番の近道は、用途を1つだけ決めて、雑に使い始めることかなと思います。「勉強のまとめ用」「会議メモ用」「一言日記用」「映画の記録用」など、何でもいいので1冊に1つだけ役割を与えます。用途が1つだと「このページに何を書くか」で迷わなくなるので、手が止まりにくいんですね。
用途を1つに決める3つのステップ
- 最近「メモしておけばよかった」と思った場面を1つ思い出す(授業、会議、買い物、見た映画など)
- その場面だけに使うと決めて、表紙の裏に用途を一言書く(例:「英語の勉強だけ」)
- 1ページ目は試し書き用にして、ペンの書き心地を確かめたら2ページ目から本番にする
表紙の裏に用途を書いておくと、開くたびに「これは勉強用」と思い出せるので、ほかのことを書きたくなったときに迷いません。1ページ目を試し書き用にしてしまうのは、「最初のページをきれいに書かなきゃ」という気持ちを先につぶしておくためです。
デルフォニックスの公式の読み物(ロルバーン ダイアリーの使い方ヒント集)でも、書くことを続けるコツとして、「毎日書かなくてはいけない」という思い込みを捨てることや、最初から長い文章を書かずに「まずはひとこと」から始めることが紹介されています。丁寧に、毎日、たくさん書く必要はないということです。
それでも用途が決められない人は、もっと気楽に「付せんの代わり」として使うのもありです。公式の読み物でも、小さなサイズのロルバーンを付せんの代わりにして、伝言や会議中の思いつき、忘れそうなタスクを書き、ミシン目で切り取って渡したり貼ったりする使い方が紹介されています。「用途を決めない」という用途も、立派な1つの決め方ですね。
書き始めのコツ
- 1冊に1つだけ用途を決める(勉強・仕事・日記・集めるなど)
- 1ページ目は試し書きのページにしてしまう
- 決められないときは付せんの代わりとして何でも書く

ロルバーンのノートとダイアリーの使い方の違い
「ロルバーン」と呼ばれる商品にはいくつか種類があります。使い方を考える前に、手元のものがどれなのかを確認しておきましょう。表紙を開いて、最初に月間カレンダーが出てくればダイアリー、いきなり方眼のページが始まればポケット付メモです。
| 種類 | 中身 | Lサイズの定価(税込) |
|---|---|---|
| ロルバーン ポケット付メモ | 日付のない5mm方眼のリングノート | 880円 |
| ロルバーン ダイアリー | 見開きのマンスリー+5mm方眼のメモページ | 1,430円(2027年版) |
| ロルバーン ノート | ホチキス綴じの5mm方眼ノート(B6・A5の64ページ) | B6が297円 |
いちばん大きな違いは、日付が入っているかどうかです。ポケット付メモは全ページが日付なしのメモなので、勉強・仕事・趣味の記録など、何にでも使えます。ダイアリーは、表紙を開くと中扉、イヤーカレンダー、イヤースケジュール、マンスリー(月間カレンダー)と続き、そのあとに方眼のメモページとクリアポケットがある構成です。2027年版(2026年10月始まり)は2026年10月から2027年12月までのマンスリーが入っています。
どちらを選ぶかの目安
- 予定を紙で管理したい、日記に日付を書くのが面倒 → ダイアリー
- 予定はスマホで十分、メモや記録だけに使いたい → ポケット付メモ
- 使い始める時期を選ばず、1冊を使い切るまで使いたい → ポケット付メモ
ダイアリーのメモページは、Lサイズで165ページとたっぷりあります。マンスリーで予定を見て、メモページを日記や勉強に使う、という1冊2役の使い方もできますが、もったいなくて手が止まる人は、まずは「マンスリーだけ」「メモページだけ」のように使う場所を絞るのがおすすめです。
なお、ダイアリーのメモページも、ポケット付メモと同じく5mm方眼・ミシン目付きで、ポケットも付いています。そのため、この記事で紹介するメモページの使い方は、どちらのロルバーンにもそのまま当てはめられます。ホチキス綴じのロルバーン ノートは、リングやポケットのない普通のノートなので、用途別の使い方の考え方だけ参考にしてください。
予定管理まで含めて手帳選びから見直したい方は、手帳のおすすめ2027|文具マニアが選ぶ後悔しない選び方で、始まり月やレイアウトから選ぶ方法をまとめています。

ロルバーンを使いこなす方眼・ミシン目・ポケット
ロルバーンを使いこなすには、作りの特徴を知っておくのが近道です。デルフォニックスの公式ショップでは、ポケット付メモの仕様を「5mm方眼/切離しミシン目付き/PPポケット5枚付き」と表記しています(出典:DELFONICS Web Shop『ロルバーン ポケット付メモL』)。この3つが、使い方の土台になります。
5mm方眼は線を引いて区切る目印
5mm方眼は、文字をそろえて書くのに便利なだけでなく、線を引いてページを区切ったり、表を作ったりするときの目印になります。公式の読み物でも、まずは方眼に沿って線を引き、自分に合った区切り方を作ると書き始めのハードルが下がる、と紹介されています。無地や横罫と違って縦にも横にもガイドがあるので、ページを2分割・4分割するのも簡単です。2マスずつ区切って「日付・タイトル・メモ」の3列の表にすれば、読書記録や映画記録のリストがすぐに作れます。
ミシン目は切り取って渡す・貼る
全ページにミシン目が入っているので、書いたページを切り取れます。人にメモを渡す、冷蔵庫や机に貼る、失敗したページを外す、といった使い方ができるのは、もったいなくて使えない人にとって大きな安心材料かなと思います。「失敗しても切り取ればいい」と思えるだけで、書き出しやすくなりますよね。ダイアリーのMサイズの場合、切り取ったメモは88×135mmと、A6より少し小さいくらいの大きさになると公式で紹介されています。
ポケットは紙物の一時保管場所
ポケットには、見返したいプリント、切り離したメモ、ショップカード、チケット、レシートなどを入れておけます。公式の読み物では、旅行の持ち物チェックリストや災害時の備蓄リストのように「1年を通して見返す情報」をポケットに入れておく使い方も紹介されています。1度作ったリストは、新しいロルバーンに替えてもそのまま移せるのが便利なところです。
公式の商品説明では、表紙は「立ち姿勢でも書きやすい厚手の表紙」、紙は「インクがにじみにくく裏移りしにくい5mm方眼の上質紙」とされています。メモページの紙はクリーム色です。公式の読み物では、グレーのペンで比べると、クリーム色の紙は白い紙より紙とのコントラストが下がり、なじんで見えると紹介されています。

ロルバーンのサイズは用途で選ぶ|ミニからA5
ロルバーン ポケット付メモの定番サイズは、ミニ・M・L・A5の4つです。公式ショップの仕様と価格は次のとおりです(2026年10月時点)。
| サイズ | 本体寸法(横×縦) | ページ数 | 定価(税込) | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| ミニ | 82×105mm | 120ページ | 550円 | 付せん代わり・カードを貼る |
| M | 111×138mm | 120ページ | 715円 | 持ち歩きメモ・一言日記 |
| L | 143×182mm | 140ページ | 880円 | 日記・勉強・何でも用 |
| A5 | 168×216mm | 160ページ | 1,210円 | 勉強・会議・思考の整理 |
公式の読み物によると、ロルバーン ダイアリーの愛用者へのアンケート(約3,000件)で最も愛用者が多かったのはLサイズで57.6%、次いでMが18.6%、A5が15.2%でした。さらに「仕事用」「勉強用」に絞ると、A5を選ぶ人が約6割と多かったそうです(出典:DELFONICS DIARY STORE『ロルバーン ダイアリーの使い方ヒント集 Vol.13』)。
私の考えとしては、持ち歩くならM、机で書くならLかA5を目安にするのがいいかなと思います。公式の読み物でも、Mは「記録をこれから始めたい初心者のスタートの1冊」としてすすめられていて、LやA5で続かなかった人は一度小さくしてみると、自分にとってのちょうどよさに気づけるかもしれない、と書かれています。大きいサイズは余白が気になりやすいので、もったいなくて手が止まる人ほど、小さめのサイズから始めると気がラクになるはずです。
重さも選ぶときのヒントになります。公式の読み物では、ダイアリーの重さ(表紙の紙質で変わる)がMで約124g、Lで約252g、A5で約362gと紹介されています。毎日カバンに入れるなら、MとLでは約2倍の差がある、という目安は知っておくと便利です。ダイアリーには2027年版から手のひらサイズの「ミニ」も加わったので、とにかく身軽に持ち歩きたい人の選択肢も増えました。
手帳のサイズ感そのものに迷っている方は、手帳のサイズで失敗しない選び方|A5とバイブル・B6を比較も参考にしてみてください。価格やラインアップは変わることがあるので、購入前には公式サイトで最新の情報を確認してくださいね。

ロルバーンの書けない日の逃げ道を決めておく
用途を決めて書き始めても、書けない日は必ずやってきます。そこで「今日も書けなかった」と落ち込むと、ロルバーンを開くこと自体がおっくうになってしまいます。続けるために大事なのは、気合いではなく、書けない日の扱い方を先に決めておくことかなと思います。
公式の読み物では、愛用者へのアンケートをもとに、書けない日の過ごし方として次のような工夫が紹介されています。
- 食べたものだけメモする
- お気に入りのシールを貼る
- 小さなイラストを描く
- その日手にした紙物を貼る
- 体調だけは毎日記録する
こうした「逃げ道」を先に決めておけば、書けない日も1つだけこなせばOKになります。もちろん、書かない日があっても大丈夫です。同じ読み物では、「気分が向かない日は書かなくていい」「書けなかった日は“そんな一日だった”と思う」といった声も紹介されています。ロルバーンのメモページには日付が入っていないので、空白の日が目立つこともありません。
書く時間と置き場所も決めておく
そもそも書くこと自体を忘れてしまう、という人には、「いつ・どこで書くか」を決めておく方法も公式で紹介されています。たとえば、朝の仕事前、食後のひと息の時間、お風呂上がり、寝る前など、自分の1日の中で書きやすいすきま時間を1つ選びます。そのうえで、その時間に自分がいる場所(デスクのパソコンの横、ダイニングテーブルの端、ベッドサイドなど)をロルバーンの定位置にしておくと、目に入ったときに自然と開けるようになります。
この「全部埋めない」「書かない欄を決める」という考え方は、手帳全般に通じるものです。マンスリーやレフト式の手帳でも同じように考えたい方は、手帳の書き方|書かない欄を決めるだけでマンスリーもレフト式も続くで詳しく解説しています。
用途別のロルバーンの使い方|勉強・仕事・日記・集める
ここからは、用途を1つに決めたあとの具体的な使い方です。勉強・仕事・日記・集めるの4つについて、どのサイズで、どのページをどう使うかをまとめます。最後にペンの選び方と、使いにくいと感じたときの見直し方も紹介するので、気になる用途だけ読んで、今日から真似してみてください。
| 用途 | サイズの目安 | ページの使い方の型 |
|---|---|---|
| 勉強 | A5またはL | 左ページ=予習、右ページ=復習 |
| 仕事 | M(持ち歩き)/A5(会議) | 中央に縦線を引いて午前・午後のTODO |
| 日記 | MまたはL | 1ページを8分割して一言日記 |
| 集める・貼る | ミニ・M・A5 | 1ページ1テーマで貼って一言添える |
ロルバーンの使い方を勉強に生かす予習復習の分け方
勉強用にするなら、見開きの左右で役割を分けるのがおすすめです。公式の読み物では、A5サイズを英語の資格勉強に使う例として、左ページを予習、右ページを復習に使う方法が紹介されています。
- 左ページ:授業の前に、その週に扱う単語を使った例文を書く
- 右ページ:授業の後に、重要なところのまとめと、間違えた問題とポイントを書く
- 正解は裏面の端に書いて、あとで解き直せるようにする
正解を裏面に書いておくと、ページを開いたときに答えが目に入らないので、そのまま問題集のように解き直せます。間違えた問題だけを集めた「苦手ノート」として使うのも、ロルバーン1冊1用途の考え方に合っていますね。
A5サイズのロルバーンは国際規格のA5(148×210mm)より少し大きく作られていて、ダイアリーのA5は170×217mmです。公式の読み物によると、これはクリアポケットにA5の紙を入れられるようにした大きさで、A4のプリントを二つ折りにしてポケットに入れられるのが大きな利点です。過去問や単語テストのプリントもまとめて持ち歩けるので、試験前には「これを見れば大丈夫」という1冊が作れます。
科目を分けるならインデックスシート
科目や単元ごとに分けたい場合は、専用アクセサリーのインデックスシートでページを分割する方法も紹介されています。公式ショップでは、インデックスシートはサイズ別に用意されていて、Mが418円、Lが495円、A5が605円です(いずれも税込。2026年10月時点)。ダイアリーを使うなら、マンスリーに試験日や小テストの日を先に書き込んで、勉強時間を空いたところに入れるのではなく先に確保しておくと、自分のペースをつかみやすくなります。
資格の勉強そのものの進め方は人それぞれなので、教材や試験の最新情報は、受ける試験の公式サイトで確認してください。

ロルバーンの使い方を仕事に生かすMとA5
仕事用のロルバーンは、持ち歩くか、机で書くかでサイズを分けるのがいいかなと思います。公式の読み物では「持ち歩き用はM、家で書くのはL」のように、2冊を使い分けている人が多いことも紹介されています。
持ち歩くならMサイズ
公式の読み物では、Mサイズについて、看護師や保育士、教師、店舗スタッフなど立ち歩く仕事の人から「ポケットに入れて、立ったままメモできる」という声が多かったと紹介されています。人前で開いても圧迫感が少ない大きさなので、打ち合わせや研修のメモにも向いています。横向きにして中央に縦線を引き、左を午前・右を午後のTODOに分ける使い方も紹介されていました。横向きならパソコンのキーボードの前にも置きやすく、デスクの狭いすき間でも書けます。
会議や思考の整理ならA5サイズ
A5サイズは、1時間の会議の内容が見開き1ページに収まる、A4の資料を半分に印刷して貼れる、といった声が公式の読み物で紹介されています。見開きでマインドマップを書いたり、ホワイトボード代わりにして人に説明したりする使い方もできます。ミシン目で切り取って、そのまま相手に渡せるのも仕事向きのポイントです。
TODOは終わったら印をつけるだけ
TODOを書くときは、方眼に沿って行頭に小さな四角を書いておき、終わったらチェックを入れるだけにすると、続けやすくなります。終わらなかったものは次のページに書き写す、というルールにしておけば、ページをまたいでも抜け漏れに気づけます。会議のメモなら、ページの上に日付と会議名、いちばん下に「決まったこと」と「次にやること」を書く欄を先に作っておくと、あとで見返したときに要点だけ拾えます。
仕事用のロルバーンに顧客情報や社外秘の内容を書く場合は、置き忘れや紛失に十分注意してください。扱い方は、勤務先のルールを確認しておくと安心です。

ロルバーンの日記の書き方は8分割の一言から
日記用にするなら、最初に線を引いてページを区切ってしまうのがおすすめです。公式の読み物では、Lサイズの例として次のような区切り方が紹介されています。
| 区切り方 | 書く量 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1ページを8分割(1週間分) | 一言・単語だけ | 日記に挫折したことがある人 |
| 1ページを横に4分割 | 3〜5行程度 | 3行日記などで内容を絞りたい人 |
| 1ページを十字に4分割 | 文字+イラスト・シール | アレンジも楽しみたい人 |
| 2日で1ページ | ほどほど | しっかり書きたいけれど毎日1ページは重い人 |
| 1日1ページを上下に分割 | たっぷり | 朝に予定、夜に振り返りを書きたい人 |
私の考えとしては、もったいなくて手が止まっている人ほど、1ページを8分割した一言日記から始めるのがいいかなと思います。公式の読み物でも、たくさん書く日記に挫折した人はまずここから、とすすめられています。一文だけ、単語だけでいいので、とにかく書けた日が積み重なるのが大事です。
8分割の一言日記の作り方
- ページの中央に縦線を1本、横線を3本引いて8マスにする
- 7マスに曜日を書き、残りの1マスは1週間の振り返り用にする
- 1マスに一言だけ書く(「雨。家でカレー」くらいでOK)
言葉が出てこない日は、スマホの写真を1枚選んで「ひとこと」を書き、そこから「誰と・どこで」「何があった」「どんな気持ちだった」と少しずつ足していく方法も公式で紹介されています。慣れてきて書きたくなったら、4分割や1日1ページに切り替えればOKです。区切り方を途中で変えても問題ないのが、日付のないメモページのよいところですね。
なお、公式の読み物では、毎日1日1ページで書く場合、Lサイズのダイアリーだと1年で3冊ほど必要になると紹介されています。最初から1日1ページにこだわらず、書く量に合わせて区切り方を選ぶのが、もったいなさを感じずに続けるコツかなと思います。

ロルバーン手帳の使い方は集める・貼るにも向く
書くことが苦手な人には、「集める・貼る」用のロルバーンもおすすめです。ミシン目とポケットがあるロルバーンは、紙物の保管にも向いています。
- 映画やライブのチケットの半券を貼って、ひとこと感想を添える
- カフェのショップカードやスタンプを集める
- 読みたい本・行きたい場所・欲しいものをリストにする
- 旅行先で手にしたパンフレットや包み紙を貼る
公式の読み物によると、ミニサイズはカード類より一回り大きく、ショップカードやインスタントカメラの写真を貼るのにちょうどいい大きさです。Mサイズは1か所1ページで記念スタンプを集める、映画の半券を貼って感想を書く、といった使い方に、A5サイズは新聞の切り抜きやパンフレットを貼る使い方に向いていると紹介されています。出先で手にしたカードは、いったんポケットに入れておけば折れずに持ち帰れます。
貼るときは、のりよりもマスキングテープや両面テープを使うと、あとから位置を直したり貼り替えたりしやすいかなと思います。厚みのある紙物をたくさん貼るとノートが閉じにくくなるので、厚いものはポケットに入れ、薄いものを貼る、と分けておくと形が崩れにくいですよ。
気になる情報をためるコモンプレイスブック
気になった情報だけを書きためる「コモンプレイスブック」という使い方も公式で紹介されています。手順は次のとおりです。
- 「欲しいもの」「気になる本」「行きたい場所」など、項目を4〜6個決めて一覧ページを作る
- 項目ごとに色の違う丸シール(直径8mmほど)を決めて、一覧ページに貼る
- 気になる情報を見つけたら日付と一緒に書き、項目の色のシールを貼る
公式の読み物では、「欲しいもの」を書き出すと一度冷静になれる、本や場所のタイトルのような情報は残しておくと休日に思い出せる、といった気づきが紹介されています。ダイアリーを使っているなら、マンスリーを「1日1マスの表」と考えて、目標を達成した日にシールを貼る使い方もできます。

ロルバーンの裏写りしないペンは試し書きで探す
ロルバーンで使うペンについては、裏写りが気になる人も多いですよね。公式の説明では、ロルバーンの紙は「インクがにじみにくく裏移りしにくい」上質紙とされています。ただし、どのペンなら絶対に裏写りしない、とメーカーが保証しているわけではありません。
デルフォニックスの公式ショップでは、ロルバーンと一緒に使うペンとして、三菱鉛筆のジェットストリーム エッジ3、PARKERのジョッター、LAMYのsafari、WATERMANのアリュールといったボールペンが紹介されています。一般には、インクの出る量が多いペンや水性のマーカー・サインペンは、紙によってはにじみや裏写りが出やすいと言われます。ロルバーンの紙でどうなるかはペンごとに違うので、本番のページに使う前に試し書きをしておくと安心です。
試し書きのやり方
- 最後のほうのメモページを1枚、試し書き用に決める
- 使いたいペンやマーカーで線と文字を書き、裏面を確認する
- マーカーは1度塗りと2度塗りの両方を試す
- 気になるものはミシン目で切り取って外せばOK
マーカーで裏写りが気になる場合は、塗りつぶさずに線を引くだけにする、マーカーを使うページの次の1ページは書かずに空けておく、といった工夫で目立ちにくくできます。インクが乾く前にページを閉じると反対側のページに写ることもあるので、書いたあとは少し開いたまま置いておくのもおすすめです。
公式の読み物では、メインの黒やブルーブラックに「グレーのペン」を1本足して、補足や完了したタスクに使う方法も紹介されています。クリーム色の紙ではマーカーの色が紙の色の影響を受けやすく、文字を書くなら濃い色のほうが見やすいそうです。マーカーの裏写り対策をもっと知りたい方は、手帳デコに!ラメだけマーカーのラメコの使い方と裏写り対策まとめもあわせてどうぞ。
ロルバーンの使い方は1冊1用途から始めれば続く
最後に、ロルバーンが使いにくいと感じたときの見直し方と、この記事のまとめです。
リングノートは、書くときに手がリングに当たって書きにくいと感じることがあります。公式の読み物では、ロルバーンを横向きに使うと手にリングが当たりにくいと紹介されています。また、サイズが大きすぎて余白が気になるなら、Mやミニに小さくするのも1つの方法です。表紙を保護したい場合は、リングに引っかけて使うプロテクター(公式ショップでM用363円・L用418円・A5用462円、税込)や、表紙の柄を隠さずに守れるクリアカバーといった専用アクセサリーもあります。用途ごとに何冊も使うようになったら、リングに取り付けてタイトルやカテゴリーの目印にできるマーキングクリップ(715円、税込)を付けておくと、立てて収納したときにも探しやすくなります。
ロルバーンの使い方のまとめ
- もったいなくて使えないなら、用途を1つだけ決めて雑に始める
- 日付が要るならダイアリー、要らないならポケット付メモ
- 持ち歩くならM、机で書くならLかA5を目安に
- 書けない日の逃げ道を先に決めておく
- ペンは最後のページで試し書きしてから使う
ロルバーンの使い方に正解はありません。だからこそ、最初の1冊は「勉強だけ」「一言日記だけ」のように用途を絞って、気楽に書き始めてみてください。1冊使い切れたら、次の1冊で別の用途に挑戦すればいいんです。用途ごとに表紙の色を変えておけば、本棚に並べたときにどれが何のロルバーンか一目で分かります。
新しく用途専用の1冊をおろすなら、まずは持ち歩きやすいMサイズから見てみるのもありですよ。
なお、この記事で紹介した価格や仕様は、2026年10月時点のデルフォニックス公式情報をもとにした目安です。価格や仕様は変わることがあるので、購入の際は最新の情報を公式サイトで確認してください。あなたのロルバーンが、引き出しの中から出てきて活躍してくれるとうれしいです。
